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中央活動

坂うらら

2025.6.26

臨時中央大会開催!

 

2025年6月19日(木)にベルサール飯田橋ファーストに於いてイトーヨーカドー労働組合ヨーク分会と合同で臨時中央大会が開催されました。「労働組合の統合」、「労働組合の解散」、「組合規約の新設」の合計3つの議案が賛成絶対多数で承認され、イトーヨーカドー労働組合とイトーヨーカドー労働組合ヨーク分会の組織統合が正式に承認されました。

今後、10月3日(金)に開催する「第1回定期中央大会」に向けて、IY・YO両組織の中央執行委員で構成される、「労働組合統合準備委員会」や「全国支部執行委員長会議」において、新生イトーヨーカドー労働組合の活動内容について、協議・策定が行われます。

詳細は支部掲示版に掲示のさんかEXPRESSをご確認ください。このページでは大会で確認された内容に関する概要をお伝えします!

 

【イトーヨーカドー労働組合小鷲中央執行委員長 あいさつまとめ】

■2023年のIY・YOの企業統合に伴い、「一企業一組合」の考えのもと、組織統合に向けて検討してきた。

■Will Changeを掲げた当初よりも中間持株会社の設立や戦略的パートナーの招聘など想定以上のスピードで会社も変化している。

■9月にベインキャピタル社のもとで、ヨーク・ホールディングスが本格的にスタートしていく。今後の見通しも不透明な中で、 会社と建設的に対話できる組織を早急に構築  する必要性が高まり、組織統合の決断をした。

■IY・YOは旧イトーヨーカドーグループを源流としており、労働組合組織においても基本的な考え方は変わらない。

■統合していきなり両組織の意識を統一するのは難しいが、今後様々な活動を通じて、相互理解を深めながら会社の成長を見据えることのできる組織を組合員とともに築いていきたい。

【イトーヨーカドー労働組合ヨーク分会 あいさつまとめ】

■労働組合の統合は、企業統合が完了した段階で実施すべきだが、食品SMとGMSの組織風土の違いや組合員から「組織規模が異なるIYと統合するとすべて飲み込まれるの   ではないか」という声も踏まえ、統合に関して慎重に 議論を進めてきた。

■2025年9月より始まるベインキャピタルとの協働がはじまることが、組織統合を決断する大きな契機となった。

■労働組合は「組合員の利益に資する」ことが大前提であり、そのために必要な「組織の形」が何であるかをベースに考えるべきである。

■会社資本が変わる中で労働組合も会社との向き合い方を整理し、労使が緊張感を持ち、労働者の権利に則った、団結できる組織を作り、新生イトーヨーカドー労働組合を発展すべく今後も各活動に取り組んでいきたい。

【第1号議案 労働組合の統合】

1.イトーヨーカドー労働組合とイトーヨーカドー労働組合ヨーク分会(法人登記名:ヨークマート労働組合)は 「対等合併」の考え方を基本に「統合」する。
2.イトーヨーカドー労働組合とイトーヨーカドー労働組合ヨーク分会(法人登記名:ヨークマート労働組合)の財産は統合後の新たな労働組合に帰属する。
3.労働組合統合後の新たな組織名称は、株式会社イトーヨーカ堂の企業別労働組合の位置付けから「イトーヨーカドー労働組合」とする。しかし、前項の組織とは異なる。
4.労働組合統合は次に開催される定期中央大会をもって結了とする。

【第2号議案 労働組合の解散(イトーヨーカドー労働組合ヨーク分会のみ)】

1.イトーヨーカドー労働組合を法律上の存続組合とするために、イトーヨーカドー労働組合ヨーク分会(法人登記名:ヨークマート労働組合)は、次に開催される定期中央大会をもって「解散」する。
2.イトーヨーカドー労働組合ヨーク分会(法人登記名:ヨークマート労働組合)は、次に開催される定期中央大会まで2025 年度活動方針に則って、現組織・活動を継続する。

【第3号議案 組合規約の新設】

~臨時中央大会にて確認された、新生イトーヨーカドー労働組合 組合規約の構成~
1.イトーヨーカドー労働組合 規約
2.イトーヨーカドー労働組合 諸規程
(1)議事運営規程/(2)選挙規程/(3)会計及び財産管理規程/(4)旅費交通費規程/
(5)支部運営規程/(6)役員調査費規程/(7)組合活動臨時代行費規程/(8)専従者規程/
(9)表彰規程/(10)査問委員会規程/(11)組合活動犠牲者救済規程/(12)個人情報管理規程

※組合規約の詳細についてはこちらをクリック

【イトーヨーカドー労働組合 小鷲委員長 決意表明】

今回を皮切りに、IY・YOの統合が本格的にスタートしていく。大きな組織・資産をもった組織を統合していくことは手続きなども含めて簡単なことではない。労働組合組織に関わるものすべてに歴史や人の想いが宿っており、組織をお互いの組織を理解することにも時間がかかることが想定される。このような局面で意思疎通を図っていくのが私たち労働組合執行部であると認識している。今後も組合員に寄り添い、よりより組織となるよう具体的に統合協議を進めていく。引き続きのご理解とご協力をお願いする。

【イトーヨーカドー労働組合ヨーク分会 細谷中央執行委員長  決意表明】

全ての議案に関してご承認いただいたことを感謝申し上げる。これから組織が統合して行く中で、IY・YOなどの屋号関係なく、高めあえるような組織としていきたい。活動を通じて、楽しさや喜びを共有できる組織として、行っていきたい。これからが本当のスタートとなるので、引き続きのご協力をお願いする。

 

臨時中央大会を経て、10月3日(金)新生イトーヨーカドー労働組合誕生に向けた、活動計画の策定がスタートします。「こんな労働組合になってほしい!」などご意見があれば、是非とも支部執行委員長まで声を挙げてください!