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HISTORY

私たちが歩んだ
50

そして、これからの未来に向けて

1990

労働組合結成20周年となる1990年に「パンプキン活動」を
スタートしました。

労働組合として労働条件の整備に取り組む一方で、多くの組合員から「仕事時間以外の余暇や生活時間を充実させたい」という強いニーズが上がりました。

これらを踏まえ、宿泊施設や遊園地利用、生活相談などプラスアルファライフの充実に向けた福利厚生サービスの一環として、「パンプキン活動」がスタートしました。

3つの基本的考え方

  • 涸れた井戸から水は汲めない
  • 組合員による組合員のための組合活動
  • 皆は一人のために一人は皆のために

1990

1990年
リ・チャレンジプラン導入

1991年の「男女雇用機会均等法」などによって、キャリアを形成していく女性が増加するなど、女性を取り巻く社会的環境が大きく変化していました。IYでも約6,000人の女性組合員が在籍し、その内800人が既婚者、その半数が子育てをしながら働いていました。また、年間500人の方が結婚し、約400人の方が結婚や出産を理由に退職している状況が続いており、「子育てをしながら働き続けたい」という切実な願いが寄せられていました。そこで、労使で検討を重ねた結果、勤務しながら育児をしたいという方に、一定期間、労働時間を短縮する「育児勤務プラン」、退職して一定の期間を経て再就職を希望する方に優先的に再雇用の機会を与える「再雇用プラン」など、「リ・チャレンジプラン」がスタートしました。出産・育児の問題から大きく前進した制度となり、同業他社の制度と比較しても遜色のないものとなりました。

1991

1991年
機関紙「さんか」から
「SANKA!」へ

1991年、組合員の皆さんにより一層親しみやすく、見やすい、話題性のある情報をお届けするために、イラストや写真などを増やしてリニューアルしました。長い間「さんか」として親しまれてきた名前も、新たに「SANKA!」とタイトルの表記を変更しました。

1993

1993年
ザ・笑顔グランプリ

職場時間を明るく楽しく、そしてやりがいのある環境にすることも重要という考えから、1993年12月~1994年2月までの3カ月間「ザ・笑顔グランプリ」を実施しました。厳しい経営環境だからこそ、小売業の基本である「しつけや姿勢」を再点検し、一人ひとりの努力と取り組みで明るい職場環境にしていくことに重点を置き、「笑顔・挨拶・明るい接客・身だしなみ・クリンネス」などの選考基準を各支部で設定し、毎月投票によりグランプリを決定しました。グランプリを受賞された方は1,200名余りにのぼり、明日のIYをパワーアップさせる1つのエネルギー源となりました。

1995

1995年
IVY FAIR ‘95 開催

労働組合結成25周年を機に、ボランティアイベントとして「IVY FAIR ’95」を開催しました。6月13日の札幌会場を皮切りに、7月までに松本・三島・須賀川の4会場で「地域版IVY FAIR」を開催。UNICEF親善大使であるアグネス・チャンさんも参加し、趣向を凝らした支部対抗スポーツ大会やバザー、UNICEFコーナーなど各会場とも大盛況、多くの募金も集まりました。8月7日の東京ドーム会場では「IVY協賛金寄贈式」が行われ、募金やバザーの売上金がUNICEFに寄贈されました。また、松山千春さんのコンサートや、1995年度の新入組合員研修会も併せて実施し、新入組合員も東京ドーム近隣の清掃活動や、ドーム入り口での募金活動に参加しました。募金額は1,600万円にのぼり、UNICEFを通じてベトナムやネパールの子供たちへの国際支援として届けられました。

1998

1998年
支部代表
委員制導入

支部の問題を自分たちで話し合い、確認し、判断・解決できる体制づくりを目指して「支部代表委員制」が導入されました。支部役員会や支部労使協議会などで確認された問題や課題の改善・解決に向けて、各支部の主体性を大切にした取り組みを再認識しました。